俳句
初富士や世界遺産を王冠し
富士を背に初鷹悠然空を飛ぶ
初富士や五湖を沈めて逆さ富士
初筑波富士男体を同胞(はらから)に
初筑波利根渡良瀬を指呼の間
木枯を左右に分けて救急車
笑い皺一つ増やして初鏡
布団干して城主顔なる猫の髭
初春や金の帯(おび)解く吟醸酒
午(うま)の春夢追いかけて嘶(いなな)かむ
(俳誌「渋柿」代表同人)
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